柔道女子・52㎏級で東京オリンピック金メダリストの、阿部詩選手。
パリオリンピックでの連覇が期待されていましたが、まさかの予選で敗戦となりました。
そのあとの大号泣していた姿が映し出されると、「みっともない」と批判を集める事態に。
今回は、阿部詩選手の号泣がみっともないと言われる理由について、調査しました!
【動画】阿部詩の号泣がみっともないと言われる理由4個!
パリオリンピックで柔道・阿部詩選手が敗戦後、会場で泣き崩れる姿が話題になっていました。
「もらい泣きした」と擁護する声もありましたが、「泣きすぎてみっともない」「恥ずかしい」という声も多くあがっています。
その理由について、順番に見ていきましょう。
理由①進行の妨げになった
批判されている理由の多くが、進行の妨げになってしまったことのようです。
退場する前に泣き崩れたため、次の試合を始める準備ができず、一時中断するような結果に。
そして、阿部詩選手が泣きすぎたため、会場は詩コールに包まれていました。
その行為全てが、進行の妨げになっていたようです。
見る人の心を動かしたわけですが、結果相手選手にも迷惑なのでは?と批判を集めたようです。
実際、阿部詩選手が号泣して、なかなか退場できなかったため、次の試合の選手が準備することができませんでした。
これについて、「他の選手に迷惑」「他人に迷惑をかけるな」と、ますます批判されることとなりました。
理由②他人の手を煩わせた
阿部詩選手がずっと会場にいたことで、試合の進行がストップ。
そして、運営係が退場を促しに来る事態になりました。
これについて、「他人の手を煩わせた」として炎上してしまったようです。
理由③相手へのリスペクトが無い
阿部詩選手が泣き叫ぶ姿は、相手へのリスペクトがなかったと批判されています。
悔しいから泣くのはわかりますが、相手は努力の結果、勝ったわけですよね。
そんな相手に対してリスペクトを欠いた行為、という声もあがっていました。
阿部詩選手に勝った相手は、世界ランキング1位で第1シードのケルディヨロワ選手。
真剣な表情で、泣き崩れる様子を見守ってくれていました。
その行動が素晴らしかったので、余計に阿部詩選手が批判されてしまいました。
理由④武道に反する姿
武道に携わっている視聴者からは、「日本武道においてあるまじき姿」と批判の声があがっています。
一本負けなので完敗ですし、武道の精神で負けを受け入れるべきということですね。
号泣している時間がとにかく長く、「退場してから泣くべき」と、炎上しています。
泣いたこと自体が悪いわけではなく、場所とタイミングをわきまえてぐっと堪えるべき、ということですね。
東京オリンピックでは、兄の阿部一二三選手と兄妹で金メダルを獲っていただけに、プレッシャーも大きかったのでしょう。
阿部詩は試合後におにぎりを頬張る
まさかの2回戦で敗退し、泣き崩れてしまった阿部詩選手。
コーチが抱きかかえても、自分の足で立てないほど、ショックが大きかったようです。
しかし、客席の家族の元に戻ってからは、少し落ち着いた様子。
何度か涙をぬぐいながらも、両親が渡したおにぎりを、パクパクと口に運んでいました。
この様子を見たファンも、ひと安心。
いっぱい泣いたあとにしっかり食べたことで、「こういう人は強い」といったコメントが寄せられていました。
阿部詩選手は、五輪2連覇というプレッシャーと、兄妹としての知名度からの重圧がかなりあったと思います。
また、両肩の手術を乗り越えて努力してきたので、負けたことへの悔しさがあふれたのでしょう。
ただそのあとは、おにぎりを食べて栄養補給。
兄・一二三選手が妹の分も背負って、見事金メダルを獲得しました!
兄弟愛のすばらしさを見せてくれましたね。
阿部詩選手は、敗退から4時間後、インタビューにも答えていました。
「本当に悔しいという一言。オリンピックという舞台で勝ちきれなかった私はすごく弱いんだなという気持ち。相手の技が本当にうまく、自分も対応しきれない形で投げられた」
読売新聞
阿部詩選手は、先に技ありを取って、合わせ技で一本にするために焦っていたようです。
阿部詩について専門家の解説は?
ケルディヨロワ選手に就かれ、谷落としを決められた阿部詩選手。
女子日本代表の増地克之監督は、「一瞬の隙を突かれた」と敗因を分析していました。
相手の組手を嫌い、後ろに下がったところで間合いを詰められ、技を食らった。「その前に顔に手が入ったのか、ちょっと集中力が切れていたのかなというのはすごく感じた」。一瞬の落とし穴だった。
読売新聞
コンディションが悪いわけではなく、勝てる可能性もあっただけに、悔やまれますね。
序盤から阿部詩選手が優位に進めていましたが、残り1分でケルディヨロワ選手のスピードある攻撃に対応できなかったようです。
解説で元オリンピック2大会連続金メダリストの大野将平さんは、「これが柔道ですかね」とコメント。
中継放送解説者の穴井隆将さんも、「神様はなぜこんないたずらをするのか?でも、これが柔道」とコメント。
視聴者からは「スポーツは何があるかわからない」と、共感する声が寄せられていました。
阿部詩選手が号泣したことに批判的な意見もありますが、「仕方ない」「もらい泣きした」と、肯定的な意見もたくさんありました。
オリンピックに出た人間でないと、想像もできない思いがあるのでしょう。
まだまだこれからの選手ですから、次のロサンゼルスオリンピックに向けて頑張ってほしいですね。
まとめ
今回は、阿部詩選手の号泣がみっともないと言われる理由について、紹介しました。
阿部詩選手は退場前に号泣したことで、進行の妨げになり、日本武道家として恥ずべき行為だったという批判が集まっています。
しかし想像を絶する重圧もあったと思うので、気持ちを切り替えて頑張ってほしいですね。
今後の情報にも注目ですね!最後までお読みいただき、ありがとうございました。