2024年パリオリンピック柔道男子60キロ級の準々決勝がおこなわれ、日本の永山竜樹選手とフランシス・ガルリゴス選手が戦いました。
この試合で、の主審を務めた女性審判、エリザベス・ゴンザレス氏の誤審問題が炎上しています。
なんでもエリザベス・ゴンザレス氏は、過去にも誤審疑惑が浮上していたのです。
今回は、永山竜樹選手の誤審疑惑の審判について、調査しました!
永山竜樹の誤審疑惑の審判はだれ?
男子60キロ級で銅メダルを獲得した、永山竜樹選手。
準々決勝で同じく銅メダルのフランシスコ・ガリゴス選手に、不可解な一本負けを喫した試合が、大炎上中となっています。
審判を務めたのは、エリザベス・ゴンザレス氏。
メキシコから初めてオリンピックに選ばれた、女性審判です。
準々決勝で、永山竜樹選手は絞め技をこらえ、審判の「待て」で力を抜きます。
しかし、ガリゴス選手はそのまま締め続け、永山竜樹選手は失神して一本負けとなりました。
この一件は「誤審疑惑」として、大きく取り上げられています。
エリザベス・ゴンザレス氏のインスタグラムも、批判コメントが相次ぐ事態に。
ガルリゴス選手が締め技を続け、審判が有効と判断したことが、誤審だということですね。
エリザベス・ゴンザレスは処分される?
全日本柔道連盟は、国際柔道連盟(IJF)に抗議するも、結果は覆りませんでした。
金野委員長はIJFと映像を確認。「待て」の後に約6秒間絞め技が続き「柔道の精神としてよくないし、ルールとして許容できない」と述べた。
日刊スポーツ
今回の一件は、国内外を問わず、多くのファンや専門家から見解が寄せられています。
国際柔道連盟(IJF)は、エリザベス・ゴンザレス氏に特にコメントを出していませんが、誤審についての議論は続いています。
いまのところ、何らかの処分を下す可能性は低そうですね。
誤審が認められれば、一定期間の資格停止や、国際大会での審判禁止という処分もあり得ます。
また、極めて重大な問題を起こした場合は、国際柔道界から永久追放される可能性もあります。
審判員のランクや報酬を下げる、といった処分もあるようです。
しかし、今のところ誤審は認められていないので、処分の予定も無さそうですね。
エリザベス・ゴンザレスの経歴
エリザベス・ゴンザレス(Elizabeth Gonzalez)市は、メキシコの国際柔道連盟(IJF)の審判員です。
2022年からIJFワールド柔道ツアーのイベントで、審判を務めています。
ゴンザレス氏は、高校時代に柔道を始め、18歳からすぐに審判の道へ。
これまで18年もの審判歴があり、2021年のグランドスラム・バグー大会からは、国際大会デビューを果たしました。
スポーツ心理学士、ブリーフセラピストとしても職歴があります。
パリオリンピックの柔道は、審判が16人いますが、ゴンザレス氏が37歳で最年少です。
メキシコ人としても初のオリンピック柔道への抜擢で、メディアに大きく取り上げられていました。
「審判として五輪出場は目標のひとつだった。選手はすべてをかけている。可能な限り公正でいなければならずそれは大きな責任だ」
yahooニュース
こう話していた、ゴンザレス氏。
誤審疑惑や批判の声を、どのように受け止めているのでしょうか・・・
エリザベス・ゴンザレスの過去の誤審とは?
エリザベス・ゴンザレス氏は、2023年にも誤審疑惑が浮上していました。
柔道世界選手権ドーハ大会での一幕で、驚くべきことに、今回同様フランシスコ・ガリゴス選手の試合だったのです。
対戦相手は、東京オリンピック金メダリストで、永山竜樹選手とパリオリンピック代表を争っていた、高藤直寿選手。
高藤直寿選手は序盤に技ありを奪ってリードするも、追いつかれて試合は延長戦に。
ガリゴス選手に左腕を関節技で決められたまま、大腰でひっくり返され、頭から落とされたのです。
本来、ガリゴス選手の反則を取るべきところ、ゴンザレス氏は1本を認めてしまいました。
この時も、危険な技を行なったガルリゴス選手を止めず、勝利判定に。
そのまま決勝に進んだガリゴス選手が、自身初の世界王者となりました。
この件は、本来であれば、「待て」の指示をするべきだった、と批判が相次いでいました。
同じ選手が国際大会で何度も危険な技をしているのにも驚きですよね。
さらに、同じ審判がその危険な行為を止めず、勝利につながる誤審をしているということです。
偶然にも、審判ゴンザレス氏、日本人選手、ガリゴス選手という要素が重なり、ますます誤審問題への批判が強まったようです。
まとめ
今回は、永山竜樹選手の誤審疑惑の審判について、紹介しました。
永山竜樹選手の試合で誤審判定をしたとされているのが、女性審判のエリザベス・ゴンザレス氏。
判定は覆らず、誤審とは断定できませんが、過去にも誤審疑惑があったため、批判を集めることとなっています。
今後の情報にも注目ですね!最後までお読みいただき、ありがとうございました。